普段使っているブラウザの Firefox はメモリ消費が結構多いらしく、使っているとメモリ不足に陥ってスワップが発生しているようです。動作が遅くなるのは困るし、ハードディスクへの負荷から故障が早まるのも困るので、スワップによるディスクアクセスを減らそうと思い、今更ながらメモリを 2GB から最大量の 4GB に交換増設することにしました。
増設用のメモリ
XPS M1330 に対応するメモリの規格は PC2-5300 DDR2 SDRAM 667MHz です。2GB 2 枚組のものを購入しました。
メモリ交換の手順
交換作業は PC 本体裏側のネジを数本外してカバーを開け、元々付いているメモリ 2 枚を取り外して新しいものに付け替えるだけです。カバーを開けるだけでメモリスロットが見えるので、交換は割と簡単にできました。交換方法の詳しい説明はマニュアルの p134 - にあります。
Dell の公式マニュアル :
Dell XPS M1330 オーナーズマニュアル
交換が終わって電源を入れてみると、普段の起動とは少し違って画面が黒いままの状態がしばらく続き、 BIOS から先になかなか進みませんでした。多少不安になりましたが、少し待っていると英語で「メモリがインストールされました」という内容の表示が出て再起動され、無事 Windows が起動しました。交換後の初回起動は新しいメモリの認識作業が行われるようです。
メモリ増設の結果
正直なところ、メモリを増やしたくらいでは動作はそれ程変わらないだろうと思っていたのですが、実際は効果抜群でした。ハードディスクへのアクセスが激減して起動直後から動作が軽い!これはすごい。
どうしてもっと早く増設しなかったんだろう…(^^;
メモリサイズは 4GB と認識され、動作もデュアルチャネルになっており、問題はないようです。OS が 32bit なので実際に使えるのは 3.5GB 程度でしたが、それでもメモリ増設の効果は自分の環境では劇的でした。
インストールしているソフトにより多少の違いは出るかもしれませんが、メモリが 2GB では Vista が起動するだけでギリギリに近いらしく、快適に使うには 2GB 以上あった方がいいようです。もしハードディスクが頻繁にカリカリと動いていて遅いなと感じる場合には、メモリの増設をしてみることお勧めします。
また、メモリ増設だけでなく SSD への換装も動作改善に効果があるかもしれません。SSD の価格も徐々に下がってきているようなので、そちらもまた時間のあるときに試してみようかなと思います。
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