2017年3月19日日曜日

macOS のインストール用 USB メモリを作成する方法


macOS の再インストール用に、USB メモリから起動可能なインストールメディアを作ってみました。macOS のクリーンインストールをする時などに使用します。

OS のバージョンアップ(特にメジャーバージョンアップ)をしてみたら不具合が多くて困った、なんていう事になったとしても、事前にインストールメディアを作っておけば前のバージョンをインストールし直すこともできるので、万が一の時に役に立ちます。

次期バージョンの OS が配信される直前には、現行バージョンのインストールメディアを作っておくといいと思います。

作成手順の流れとしては、App Store から macOS のインストール用ファイルをダウンロードし、コマンドを打ち込んで USB メモリをインストールメディアにする、と言った感じになります。コマンドはコピペするだけで大丈夫なので、意外に簡単です。

それでは実際の手順を紹介します。


用意するもの


容量が 8GB 以上の USB メモリ


macOS インストール USB メモリの作成


1. ダウンロード

まず App Store から macOS インストーラをダウンロードします。
(El Capitan など過去のバージョンも以前にインストールしたことがあれば「購入済み」からダウンロード可能です)


ダウンロードボタンを押すとインストーラのダウンロードが始まります。
インストーラーはその時点で最新のバージョンのものになります。
macOS Sierra のインストーラのサイズは約 5GB です。


ダウンロードが完了すると、このようなウインドウが表示されます。
「続ける」は押さないで command + Q で終了させてください。


2. USB メモリをポートに差し込む

USB メモリを Mac の USB ポートに接続します。接続後、下の画像のようにデスクトップに USB メモリのアイコンが表示されるのを確認してください。
(ここでは USB メモリの名称が「usb」になっていますが、実際の名称は何でも構いません。)



3. ターミナルでコマンドを実行する

Launchpad の「その他」から「ターミナル」を起動し、
ターミナルに

sudo /Applications/Install\ macOS\ Sierra.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume

をコピーペーストします。

続いてデスクトップに出ている USB メモリのアイコンを、ターミナルのウインドウにドラッグアンドドロップします。
/Volumes/usb のように USB メモリのパスが入力されます。
(この文字列の前後には半角スペースを入れてください。)

その後に続けて

--applicationpath /Applications/Install\ macOS\ Sierra.app

をコピーペーストします。

最終的に以下のようにコマンドが入力されているのを確認したら「return」を押してコマンドを実行します。

sudo /Applications/Install\ macOS\ Sierra.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/usb --applicationpath /Applications/Install\ macOS\ Sierra.app

(このコマンドは macOS Sierra のメディア作成用です。例えば El Capitan のメディアを作りたい場合は「macOS\ Sierra.app」の部分を「OS\ X\ El\ Capitan.app」に変えてください。)

コマンド実行後に Password: と表示されるのでパスワードの入力をします。入力中は打ち込んだ文字の表示やカーソルの移動など、画面上の変化は全く起こりませんが、実際には打ち込まれているので、打ち間違いに注意してください。パスワードの入力ができたら「return」キーを押します。



Ready to Start. と表示され、/Volumes/usb(USB メモリ)を消去してもいいかを確認されます。「y」キーを押して「return」キーを押すと USB メモリのデータが消去され、インストーラのデータの書き込みが始まります。インストーラの書き込みは 10 分程度で完了します。



Copy Complete.
Done.
と表示され、コマンド入力可能な状態になったらインストール USB の完成です。


macOS インストール用 USB メモリができました。


USB メモリから macOS をインストールする方法


インストール USB メモリを USB ポートに差し、電源を入れた直後から「option」キーを押したままにすると、起動ディスクの選択画面が出ます。

「Install macOS Sierra」を選択して起動したのち、macOS ユーティリティから macOS の再インストールを行うことができます。

起動ディスクの選択画面


参考にした Apple のサイト:
macOS の起動可能なインストーラを作成する
Mac での起動ディスクの選択方法