2021年6月9日

Minecraft 1.17 のサーバーには Java 16 が必要

マインクラフトのアップデート「Caves & Cliffs (洞窟と崖)」パート1 (1.17) の配信が始まりました。ウーパールーパーがいたりしてなんか楽しそう。でも新しい要素が増えるとうちの非力なパソコンで動くのか心配になります。なので早速動作テストをしてみました。


Java 8 では 1.17 のサーバーは起動できない

Java 版のゲーム自体はこれまでの環境のままで普通に動作しました。しかしサーバーを起動してみると、なぜか動作せず…。

jarファイルを起動するとこんな表示が出ます。

まぁ大型アップデートでよくあるパターンですね。ハードウェアや OS のバージョンなどのシステム要件が変更されて動作しなくなることがたまにあります。しかし最近はマルチプレイしかやっていないので、サーバーが動かないのは非常に困る。

とりあえず Minecraft 公式サイトのリリース記事 (リンク先の記事は英語) を確認してみると重要なことが書いてありました。抜粋して翻訳すると下記のような感じです。

Minecraft はより最新の Java を使用しています。通常のセットアップを利用している場合、ランチャーは適切なバージョンのダウンロードとインストールを行います。もしカスタム Java セットアップやサードパーティランチャーを利用している場合は、Java バージョン 16 以降がインストールされていることを確認する必要があります。

バニラ状態で遊ぶだけなら自動的に Java 16 がインストールされるので気にしなくても大丈夫そうですが、余計なトラブルを避けるには Minecraft 1.17 では基本的に Java 16 以降をインストールしておいた方がいいかもしれませんね。


Java 16 をインストール

オラクルの Java SE ダウンロードサイトから最新の Java 16 JDK をダウンロードしてインストールするとサーバーは問題なく起動しました

Java アプリを動作させるだけなら JRE (Java Runtime Environment) でいいのですが、Java 16 は今のところ JDK (Java Development Kit) (Java 開発用のキット) しかないのでこちらをインストールしました。

忘れがちですが、古いバージョンの Java はアンインストールしてください。残したままにすると正常に動作しない可能性があります。(Mac の場合アンインストールツールを使うと簡単です。)


Java 16 なら問題なし

マインクラフト 1.17 Java 版のゲームはインストールされた Java のバージョンに関係なく動作しますが、サーバーは Java 16 をインストールしないと動作しませんでした。サーバーを使う場合は Java 16 以降をインストールしてください。


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